2005年12月08日

谷山浩子/歌詞 〜あかさたな

1ページに入り切らず分けました。は行〜わ行は こちら です。
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会いたくて
愛の妖精
愛をもう一度 〜歌
青い鳥
赤い靴
悪魔の絵本の歌 〜歌
朝の扉をひらく時
あたしの恋人
あの子の愛した三毛猫
あやつり人形 〜歌
アリス
イーハトーブの魔法の歌
意味なしアリス
うさぎ
海の時間
エッグ・ムーン
おいしく食べよう
王国
おさかなはあみの中
おはようクレヨン
お早うございますの帽子屋さん 〜歌
おひるねしましょう 〜歌
お昼寝宮・お散歩宮
OYASUMI
おやすみ

カーニバル
鏡よ鏡
風になれ〜みどりのために 〜歌
風の子供
風のたてがみ
風を追いかけて
風を忘れて 〜歌

神様
紙ひこうき
紙吹雪
ガラスの巨人
ガラスの子馬
河のほとりに〜歌
カントリーガール 〜歌
北風南風
キャロットスープのうた
キャンディーヌ
今日は雨ふり
銀河通信
銀の記憶
銀の指環/ロウィナ・コルテス 〜歌
草の上
果物屋のテーマ
くま紳士の身の上話
ゲームの終わり
恋するニワトリ 〜歌
穀物の雨が降る
ここは春の国
COTTON COLOR
ごめんね

サーカス (ひとりぼっちのサーカス) 〜歌
再会
SAKANA−GIRL
桜貝
SEAGULL
静かに
しっぽのきもち〜歌
ジャンク
ジャンニ(朝をつれてくる人)
スケッチブック
すずかけ通り三丁目
砂時計
そっくり人形展覧会
そっくりハウス 〜歌
その時
空のオカリナ
SORAMIMI

ダイエット
たずねる
ただ風のために
誕生
たんぽぽ 〜歌
たんぽぽ食べて 〜歌
小さな魚
地上の星座
積木の家
DESERT MOON 〜歌
テルーの唄 〜歌
テングサの歌
てんぷら☆さんらいず
遠い夏―津軽に寄せて
DOLL HOUSE
時の少女
ドッペル玄関

トマトの森
土曜日のタマネギ
鳥は鳥に

なおちゃん
二月の部屋
人形の家
猫が行く
ねこの森には帰れない 〜歌
眠りの森
眠レナイ夜


会いたくて/谷山浩子

作詞:谷山浩子 作曲:谷山浩子

会いたくて 会いたくて 夜の中 歩いて
はずませた 白い息 きみの窓が見える
呼び出す口実なら いくらでも 思いつくけれど
顔を見た瞬間に きっと なんにも 言えなくなる

きみのこと知る前は ひとりで 生きることが
好きだった 風よりも ぼくは自由だった
淋しいという気持ちを 初めてぼくは覚えた
歩いても 歩いても ぼくはもう 風にはなれない

銀色のサカナたち ぼくはもう帰れない
惑星のスピードで もう空を飛べない
一日きみのことだけ ぼくはただ考えつづけてる
無限の空の果てまで ほら きみで うずめてしまったよ

会いたくて 会いたくて 夜の中 歩いて
会いたくて 会いたくて もう何も見えない
ハルニレの並木道 木立ちの数をくり返し
数えても 数えても いつまでも ぼくはひとりきり

淋しいという気持ちを 初めてぼくは覚えた
歩いても 歩いても ぼくはもう 風にはなれない
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愛の妖精/谷山浩子
1979年
作詞:谷山浩子 作曲:谷山浩子

愛の妖精 街を流れる
透きとおる 空気の中で
軽いおしゃべりと
コーヒーの 香りだけで
恋が始まる

愛の妖精 街を行き交う
あざやかな 陽射しの中で
誰もが恋する 誰もが別れる
そして少し 傷つく

かすり傷かかえ みんな泣き真似上手

愛の妖精 街にあふれる
銀色の も服をまとい
悲しみの 好きな
妖精の 群れが
ごらん 今日も 恋する
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青い鳥/谷山浩子
1977年
作詞:谷山浩子 作曲:谷山浩子

月の光の青い鳥
この手が 触れれば黒こげの
月の光の青い鳥
この手が 触れれば黒い鳥

つかまえそこねた ただ一羽
黄金の瞳のその鳥は
あたしの背中の思い出を
くわえてどこかの遠い空

踊れ静かな 夢のまにまに
つかれた心よ ひとり目ざめよ

こぼれ落ちて行くものばかり
夜の国へと
あたしひとりが陽射しの中で
またふり返る きのうのきのう
うしろの闇を 闇を

月の光の青い鳥
この手が 触れれば死んで行く
月の光の青い鳥
やけに明るく死んで行く

踊れ静かな 夢のまにまに
つかれた心よ ひとり目ざめよ
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赤い靴/谷山浩子
 1977年
作詞・作曲: 谷山浩子

知らないわけじゃなかった
一度はいたら死ぬまで
踊りつづける魔法の靴に
出合ったが 私の運のつき

離れられない どうしても
裸足になんかなれない
踊りつづける魔法の靴で
心も体もフラフラ

踊り子と赤い靴
ふたりきりの舞踏会
おまえが破けてこわれるまで
あたしが疲れて倒れるまで
くるくるまわる

白い花をつみたい
白い雲を食べたい
裸足になっておまえ裏切って
でかけても誰も責めないさ

だけどだめ 赤い靴
はなれられないどうしても
踊りつづける 眠れない夜
ふたりだけ また 目覚めてる

踊り子と赤い靴
ふたりきりの舞踏会
おまえが破けてこわれるまで
あたしが疲れて倒れるまで
くるくるまわる くるくるまわる
くるくるまわる……
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朝の扉をひらく時/谷山浩子
 1977年
作詞・作曲: 谷山浩子

あさのまちかど つぶやいた白いサンダル
ひとりのゆめが はじまるとき
あさのまちかど ショーウィンドにうつるわたしのかお
ほしくずのなかから うまれた いま

うたいだせせかい わたしのまわりで
かけめぐれかぜ あさのまど あさのこずえを
ひろがれ うみのかなたへ ひろがれくものかなたへ
ひろがれ せかいのはてへ せかいのせかいのはてへ

あさのまちかど しのびわらいのあおいぼうし
まほうつかいが かげふみかえる
あさのまちかど くちぶえひとつうまれて
とおいそらへと きえていく いま

うたいだせせかい わたしのまわりで
かけめぐれかぜ あさのまど あさのこずえを
ひろがれ うみのかなたへ ひろがれくものかなたへ
ひろがれ せかいのはてへ せかいのせかいのはてへ
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あたしの恋人/谷山浩子
 1978年
作詞・作曲: 谷山浩子

あたしの恋人は 飛行士で
初めての 空を 飛んだ時に
真赤な炎 吹き上げながら
落ちて来たけど 死ななかった

それから今まで 生きつづけて
あたしのとなりに 今もいるわ
これからもずっと このままだと
あたしの髪をなでながら

あたしは知ってる あの人が
夜ごとの眠りに夢みるのは
あの日の きらめく 風の中で
燃えつき砕ける 自分の夢

夢から醒めれば またためいき
あたしのからだにしがみついて
光のかわりに暗い汗を
風のかわりにくちづけを

あなたが好き あなたが好き
死ぬまで そばに いてあげるよ

あなたのもの あなたのもの
死ぬまで そばに いてあげるよ
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アリス/谷山浩子
 1977年
作詞・作曲: 谷山浩子

(プロローグ)
世界の行き止まりのむこうに きゃべつ畑
世界の行き止まりのむこうに 幻の国
文字盤の上を 時計の針がまわる
終わりのない時の上を 少女がまわる
あの子はアリス

お母さん 青いうさぎ 雨ふり 赤いキャンドル
絵本の中のように 色あせず日々はつづく
文字盤の上を 時計がまわる
終わりのない時の上を 少女がまわる
あの子はアリス

(エピローグ)
ある朝 窓が暗い ある朝 背中が寒い
すりきれた いつのまにか すりきれた 小さな靴
文字盤の上を 時計の針だけがまわる
一緒にまわってたのに 迷子になった
あたしは アリス 迷子のアリス
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イーハトーブの魔法の歌/谷山浩子
 1979年
作詞:清水一寛 作曲:谷山浩子

雪の中 こんなに静かな夜は
イーハトーブの魔法の歌が

白く輝く雪たちが
思い出 みんなつつむ夜
しあわせかいって 誰かが聞いた
そんな気がして ふりむいても
そこには私の足跡だけ

雪の中 こんなに静かな夜は
イーハトーブの魔法の歌が
ほら 本当に聞こえてきます

街の灯りのステージで
踊るよ踊る 雪たちが
寝静まった町 ふるさとの夜
ひとり歩きの帰り道
悲しい記憶も 薄らぎはじめ

雪の中 こんなにきれいな夜は
イーハトーブの魔法の歌が
ほら 本当に聞こえてきます
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意味なしアリス/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

キノコの上の芋虫は 淋しさを教える教授だった
それじゃ始めるよと言い残して 芋虫はどこかへ行ってしまった
もう二度と帰らない キノコだけ残った

アリスはそこで待っていた 2時間 2ヶ月 2100万年
それでも芋虫は帰らない どうしていいのかわからなくなって
アリスは試しに キノコと寝てみた

それは全然意味がないアリス 何をやってるのかわからない
まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスがそこにいる

公爵夫人はわからない 何を言われてもわからない
足し算と引き算と割り算と チェシャ猫とカボチャの見分け方は
なんとかなるけど それだけじゃしょうがない

なにしろなんにも聞いてない そもそも興味をもっていない
頭にきたよもう アリスは 公爵夫人の顔を持って
鍋にぶちこんで キノコと煮てみた

それは全然意味がないアリス 耳のないウサギが言いました
まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスがくしゃみした

キノコの上に陽があたる 2100万年陽があたる
いつまでもアリスは待っている いつまでも待ってる 石になって
苔むしたアリスの上にも陽があたる

というのは実は言い過ぎで そんなにたいした話じゃない
ほんとのアリスはアパートで 伸びすぎた足の爪を切ってる
何もない暮らしに うんざりしてただけ

ダメだ全然意味がないアリス 何をやってるのかわからない
まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスがそこにいる

ダメだ全然意味がないアリス 2100万年 すわったきり
まるで全然意味がないアリス 意味がないアリスは動かない
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うさぎ/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

きみ この間 改札口で
誰かを待っていたひとだね
リボンをかけた包みをかかえて
白い靴をはいて
もう長いこと待っているのは
その目をみればすぐわかったよ
こらえてもあふれる涙 手のひらで
こすったあとが赤かった

うさぎ うさぎ 誰を待って泣いた
みんな きみのこと 忘れてる時
うさぎ うさぎ 寒くなってきたよ
いつか日も暮れた 人ごみの中

ぼくも友達 待つふりをして
しばらくきみのこと見てたよ
ざわめく街の中でそこだけが
時を止めたようで
子供の頃に泣いて欲しがった
おもちゃの時計が目の前で
不思議な音をたててまわりだした
ぼくの胸をたたいてるよ

うさぎ うさぎ 誰を待って泣いた
いつまでも そうして 待っているの
うさぎ うさぎ 声もかけられずに
ぼくはただ黙って きみを見てたよ
うさぎ うさぎ 涙ながせもっと
知らん顔で過ぎる 都会の夜
うさぎ うさぎ 駅も街も人も
きみのその淋しさで うずめるまで
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海の時間/谷山浩子
 1996年
作詞・作曲: 谷山浩子

ずっときみとこうしたかった
寒い夜にベッドの中で
頬と頬をくっつけあって
雨の音を聴いているよ

きみの中指にキスをして
きみの髪に顔をうずめて
きみをほんとにダイスキだよ
何度言っても言いたりない

あかりを消して 息をひそめて
はじまるよ 静かにね
ぼくたちのベッドの船が
今 すべりだした 時を超えて

ごらん とてつもなく背の高い
不思議な樹が伸びていくのを
不思議な樹の大森林が
胞子の雨を降らせている

遠い昔の植物たちの
淡い夢が 空をうずめて
とても小さなぼくときみは
空を見ている水の岸辺

それから時を さらにさかのぼり
たどりつく 船は今 海の底
気の遠くなるような
長い長い 海の時間

揺れる海百合 三葉虫
ぼくときみの境目もなく
漂うだけ 無限の現在を
どんな言葉も ここにはない

水が命を うみだすように
森が息をするように
星が生まれ死んでいくように
ぼくたちは 恋をする

ずっときみとこうしたかった
冷えた肩を手で温めて
もっともっと やさしくしたい
もっともっと 夢の中まで

ずっときみとこうしたかった
きみの髪に顔をうずめて
きみをほんとにダイスキだよ
何度言っても言いたりない

ずっときみとこうしたかった
きみの髪に顔をうずめて
きみをほんとにダイスキだよ
何度言っても言いたりない
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エッグムーン/谷山浩子
 1980年
作詞・作曲: 谷山浩子

ねえ きみ きみ きみは タマゴのきみ
まるくて きいろい ふしぎな
きみ きみ きみは タマゴのきみ
ときどき 自分のこと考える
もしや もしや もしや もしや
ぼくは お月さまじゃないかしら?

ねえ きみ きみ きみは タマゴのきみ
どこかの夜空に ぽっかり
きみ きみ きみが 浮かんでたら
みんな驚いて ふりかえるよ
なんだ なんだ なんだ なんだ
あの きいろい変なやつは?

だから ここに いなよ
きみは ここに いなよ
きみは 空にはやっぱり 似合わないよ
べつにいいけど とめやしないけど
きみの夢は たくさんあるもんね

ねえ きみ きみ きみは タマゴのきみ
まるくて きいろい ふしぎな
きみ きみ きみは お皿の上
まるい お皿の上の小宇宙
るらら るらら るらら るらら
きみの 歌は るらら るらら
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おいしくたべよう/谷山浩子
 〜いないいないばあっ!
作詞・作曲: 谷山浩子

おいしくおいしく たべよう
たべよう たべよう たべよう
げんきに げんきに たべよう
たべよう たべよう たべよう

たべるって たのしいね
たべるって うれしいね
むしゃむしゃ ぱくぱく
いきているっていいね

いっしょにいっしょに たべよう
たべよう たべよう たべよう
みんなでみんなで たべよう
たべよう たべよう たべよう

おいしくおいしく たべよう
たべよう たべよう たべよう
げんきに げんきに たべよう
たべよう たべよう たべよう

たべるって たのしいね
たべるって うれしいね
むしゃむしゃ ぱくぱく
いきているっていいね

いっしょにいっしょに たべよう
たべよう たべよう たべよう
みんなでみんなで たべよう
たべよう たべよう たべよう
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王国/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

歪んだ王国に ぼくたちは住んでる
歪んだ鏡を守っている
歪んだ王国の歪んだ鏡に
ぼくときみだけが まっすぐにうつる

広間にさしこむ 日射しの角度は
凍りついたように幾千年 動かない
ほかに誰もいない ふたりだけの国で
ヒスイの玉座に きみをそっとすわらせて

やさしく きみの目に 目かくししてあげよう
白い首筋に キスをあげよう

歪んだ王国に ぼくたちは住んでる
ほかに住めるところが ふたりにはない
ここでだけ ガラスの美しい花が咲き
泉は歌い 風はまどろむ

広間の地下には 巨大な迷宮
ひとすじの光も 射さない闇の底
死者のざわめきと 身もだえ泣く声
錆びついた仮面と 砕かれた時計たち

だけど きみは何も 知らないままでいい
ふるえて お休み ぼくの腕の中で

翼ある鳥は 翼をもぎとれ
世界へと続く 通路をとざせ すべて
そして ぼくたちは 王宮の床に
輝く偽りの歌を 刻みつけた

『きみを永遠に ぼくは 愛しつづける
きみだけを ぼくは愛しつづける 』…
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おさかなはあみの中/谷山浩子
 1977年
作詞:谷山浩子/あまんきみこ 作曲:谷山浩子

うみのそばを そらいろのタクシーはしる
おきゃくさんねむってる おさかなは あみのなか
はしる よるのなか はしる ゆめのなか

うみのなかを そらいらのタクシーはしる
おさかながおよいでいる あおいみず ゆれている
かいそうも ゆれている おさかなも ゆれている

かえせ(かえせ…)かえせ(かえせ…)かえせ(かえせ…)
かえせ(かえせ…)かえせ(かえせ…)かえせ(かえせ…)

うみのなかで そらいろのタクシーゆらり
おさかなは でていくよ あみから でていくよ
うみのなか でていくよ さよなら でていくよ

きたよ(きたよ…)きたよ(きたよ…)きたよ(きたよ…)
きたよ(きたよ…)きたよ(きたよ…)きたよ(きたよ…)
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おはようクレヨン/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

あかいクレヨン いちばんさきに
はこの中で 目をさました
おはよう おはよう おはよう
ぼくはだれかな?
あかい あかい あかい…そうだ
トマトかもしれない!

みどりのクレヨン 2ばんめ おきて
あかいトマト すぐに見つけた
おはよう おはよう おはよう
つぎはだれかな?
みどり みどり みどり…そうだ
レタスのはっぱ!

あおいクレヨン おさらになって
ピンクのクレヨン テーブルクロス
おはよう おはよう おはよう
つぎはだれかな?
しろい しろい しろい…そうだ
ミルクのコップ!

ちゃいろくやけた トーストの上
きいろいバター オレンジマーマレード
おはよう おはよう おはよう
つぎはだれかな?
ぼくの ぼくの ぼくの
あさごはんにおいで!

そうだ ごはんにおいで!
そうだ ごはんにおいで!
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お昼寝宮・お散歩宮/谷山浩子
 1989年
作詞・作曲: 谷山浩子

遠い思い出の 空にただよう
光るゆりかご お昼寝の舟
わたしはいない どこにもいない
さがしに行こう はるかな国へ

遠い思い出の 空にただよい
何を見ている お昼寝の月
太古の眠り 植物の夢
石に恋した かすかな記憶

POM POM POM POM 花の種 かくれているよ
大事な秘密が わたしの中に

風が心に 心が風に
入れかわる道 お散歩の道
わたしはひとり 見えない森で
見えない鳥の歌を聴いたよ

足には軽い 銀の靴をはき
どこまでもただ 歩いて行くよ
遠く遠くへ もっと遠くへ
知らない国へ 昔の海へ

遠い思い出の (POM POM POM POM 花の種)
空にただよう (かくれているよ)
光るゆりかご (大事な秘密が)
お昼寝の舟 (わたしの中に)
わたしはいない (針のない時計の)
どこにもいない (動かない真昼を)
さがしに行こう (眠れ 眠れ)
はるかな国へ (眠りの中に秘密のかぎが)

さがしに行こう はるかな国へ
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OYASUMI/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

おやすみ あしたはきっと あのひとに会えるよ
おやすみ あしたはきっと やさしくなれるよ
こんな夜にひとりぼっちで 目覚めてはいけない
おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる

おやすみ 今夜どこかに 眠れない人がいる
おやすみ 今夜どこかに 泣いてる人がいる
だからそうさ ひとりじゃないよ わたしの声がきこえたら
おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる

おやすみ 悲しい時は 幸せのふりをして
おやすみ 悲しい時は 子供の頃のように
好きな歌や夢のカケラを 枕もとに並べてごらん
おやすみ あしたはきっと あのひとがもどる

だからそうさ ひとりじゃないよ わたしの声がきこえたら
おやすみ おやすみ 今はすべてを忘れて
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おやすみ/谷山浩子
 1982年
作詞・作曲: 谷山浩子

おやすみぼくの 大好きな人
遠くはなれて 会えないけれど
おやすみぼくは あなたのことを
想っているよ どんな時でも
淋しくないか ひとりの夜は
話す相手は いるのだろうか
おやすみ今夜 あなたのために
灯りをひとつ ともして眠るよ

おやすみぼくの 大好きな人
遠い窓辺で 祈っているよ
おやすみぼくは あなたのために
ほほえみひとつ あげられないけど
淋しくないか ひとりの夜は
暗い夜道で 迷っていないか
おやすみ今夜 あなたの夢の
かたすみにでも はいれるものなら

淋しくないか ひとりの夜は
ひざをかかえて 泣いてはいないか
おやすみぼくの 大好きな人
今夜また とどかない子守唄
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カーニバル/谷山浩子
 1980年
作詞・作曲: 谷山浩子

ララララ・カーニバル
ララララ・カーニバル
時が移る 風が変わる
夜が 闇が 動きはじめる 少しずつ

静かな 眠りはマジシャン
ふりかえるものすべてを その腕に

ララララ・カーニバル
ララララ・カーニバル
星がうるむ 夢が走る
今は 誰も 明日を想わぬ

思い出の虹色グラス
ふりそそぐ 夜空に 時のレザリアム

さあ 今 きみの心のカーニバル
歌えよ
きみが歌える時は 今だけ
今だけ 今だけ

ララララ・カーニバル
ララララ・カーニバル
腕をのばせ 足をならせ
今は 誰も 明日を想わぬ

金色の 踊り子たちよ
夜の心の 灯をともせ

ララララ・カーニバル
ララララ・カーニバル
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鏡よ鏡/谷山浩子
 1978年
作詞・作曲: 谷山浩子

鏡よ鏡 不思議な鏡
まま母なんかやりたくないの
白雪姫をやりたいの あたし

鏡よ鏡 不思議な鏡
乞食の役は やりたくないの
王子の役を やらせてよ

日毎夜毎 この国の 鏡の部屋に
世界中からおしよせる 手紙たち 言葉たち 涙たち

鏡よ鏡 不思議な鏡
サクランボなんか やりたくないの
ストロベリーを やらせてよ

鏡よ鏡 ほんとはあたし
きたないからだ 欲しくはないの
真白なのが欲しいのよ

鏡よ鏡 ほんとはあたし
やきもちなんか やきたくないの
やかない心が 欲しいのよ

きょうも朝から忙しい鏡の部屋は
悲しそうな声ばかり
悪い人 弱い人 馬鹿な人

鏡よ鏡 どうしてもだめ
それならいいわ 毒入りりんご
白雪姫を殺しちゃえ

きょうも朝から忙しい鏡の部屋で
自分の入れた りんごの毒に
むせかえる 青くなる 黒くなる

鏡よ鏡 不思議な鏡
お願いだから かなえておくれ
白雪姫になりたいの あたし
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風の子供/谷山浩子
 1979年
作詞・作曲: 谷山浩子

空は青く 山はまどろみ
あなただけは 言葉がない
光に溶けて ゆらゆら燃える
どこから生まれた 風の子供

たんぽぽ れんげ 小川の子ブナ
みんなあなたに あまえてる
草むらの山羊 青い眼の子猫
やさしく語る 風の子供

にぎやかな都会のかたすみで
どんな夢を見ていたのか

水にかえった さかなのように
きらきら光る あなたの目が
追いかけてゆく やさしい季節
どこまでゆくの 風の子供

わたしのはいる すきまはないけれど
ただ黙って そばにいたい

水にかえった さかなのように
きらきら光る あなたの目が
追いかけてゆく やさしい季節
どこまでゆくの 風の子供
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風のたてがみ/谷山浩子
 1995年
作詞・作曲: 谷山浩子

明け方の月が 僕の夢を揺らしてる
耳もとでだれかが僕に何かを告げる 不思議な声
長い眠りから目を醒ませと 夢の時は終わりだと
ささやきかける声にせかされ 目を開いた

僕の目に映るものは 見知らぬ広い世界
どこまでも続く空と 乾いた寒い大地

夢の王国はどこに消えた 光満ちる孔雀の庭
金と銀の天使たちの 楽の調べ
崩れ落ちていく城壁や 財宝抱いた難破船
かがり火の中 踊る娘の白い足も

今はない どこにもない 呼んでも答はない
ただひとり 僕はひとり 無人の荒野に立つ

風が叫んでる これでやっと やっと君は自由だと
風は激しく空を叩いて 笑っている
僕も風になり 風とともに旅に出よう あてもなく
朝日を受けてきらめく僕の 銀のたてがみ

僕を呼ぶきみの声が 確かにきこえている
この胸に星のように まだ見ぬきみが光る

僕を呼ぶきみの声が 確かにきこえている
ただひとり 僕はひとり 無人の荒野に立つ
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風を追いかけて/谷山浩子
 1979年
作詞・作曲: 谷山浩子

やさしい人の面影を 忘れられないその時は
ひとりで丘にのぼりなさい 風に心をあずけなさい
ああ 誰もわからない 誰もわからない
夢がくだけた 悲しみは
ああ 風が歌うだけ 風が歌うだけ
立ちつくす わたしのそばで

丘の上からみる町は わたしのことなど知らぬ気に
吐き出す幸せ不幸せ つくり笑顔で 流して行く
ああ わたしひとりだけ わたしひとりだけ
遠くはなれて 丘の上
ああ 風を追いかけて 風を追いかけて
つばさのない鳥のように

きょうもあしたもあさっても 針の止まった風時計
二度と帰らぬ思い出が 帰るその日を待ちつづけて
ああ わたしひとりだけ わたしひとりだけ
遠くはなれて 丘の上
ああ 風を追いかけて 風を追いかけて
つばさのない鳥のように

ライライ ライラライライ ライライライライ
ライラライライ ライライライライ……
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仇/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

わたしの父の仇 恋人
物腰おだやかで美しい
見上げるほどに身分の高い
光る車に乗って

今夜も来る わたしに会いに
残骸だけのこの家に

口もきかず ただうつむくだけの
わたしに会いに来る

わたしの父の仇 恋人
夜更けに巨大な家を建てる
夜明けに湖を折り畳む
暗い闇の窓から

いつものように「愛している」と
伝えるだけで帰っていく

猫目石の夜
戸口に残る翡翠の首飾り

わたしの父の仇 恋人
つぶやく ドアの向こうで母が
つぶやく 病の床で母が
やがて声は薄れる

口に出せない 殺したいほど
死にたいほど 愛している

あなたの愛するわたしを
あなたの前で壊したい

私の父の仇 恋人
私の母の仇 恋人
私の家の仇 恋人
わたしの国の仇 恋人
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神様/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

日暮れの雨に濡れている
わたしをわたしがみつめてる
どこから来たの どこへ行くの
その先どこへ帰るの

わたしは浮かぶ道の上
地面にとどかないつま先
誰かがみてる夢の中で
自由に遊ぶ夢を見る

声が聞こえる 誰か呼んでる
鳥も友だちも みんなもう帰ったよ

あなたをそばに感じると
私の体は満ちてくる
重さや温度 色や匂い
なくしかけてた何もかも

あなたの糸は途切れない
ひとりになっても 遠くても
わたしが小さく固くなり
重さや色が薄れても

声が聞こえる 誰か呼んでる
とても懐かしい その声は途切れない

自分の影と遊んでる
わたしをわたしがみつめてる
どこから来たの どこへ行くの
最後はどこへ帰るの

わたしを見てるそのわたしを
誰かが黙ってみつめてる
ほんとの名前知らないけど
たとえばそれは神様
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紙ひこうき/谷山浩子
 1977年
作詞・作曲: 谷山浩子

ふるえる指で 紙ひこうきを折る
いくつも いくつも 数限りなく折る
飛んで行けよ 紙ひこうき
あの人の胸に つきさされ
悲しみだらけの つぎはぎだらけの
この思い あの人に つきさされ

凍えた指が 紙ひこうきを折る
殺した夢の なきがらをのせて
飛んで行けよ 紙ひこうき
あの人の胸に つきさされ
暗い宇宙を 燃える銀河を
きり裂く きり裂く どこまでも

蒼ざめた指に 思い出を折りこめ
何も欲しくない 何も夢みない
飛んで行けよ 紙ひこうき
あの人の人生に つきさされ
後ろ姿の 遠い世界の
あの人に あの人に つきさされ
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紙吹雪/谷山浩子
 1979年
作詞・作曲: 谷山浩子

つまらない女だと 活字の文字が
あたしの顔も見ずに バカにする
うすっぺらな 本の中で
誰もがよくて おまえだけだめと

世界中の 「いい人」 が
口をそろえて 言うには
つまらない女よりも
心うごかす歌の方が 大切なんだ
おまえなど 要らぬ

大切でない女の 大切でない指が
本のペイジを ひき裂く
部屋中に舞う 紙吹雪 紙吹雪 紙吹雪

いい歌も いい本も いいやさしもまとめて
あたしのこの部屋の中じゃ
嫌われ役 かたき役
いい気味だ いい人なんか
みんな 死んじまえ
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ガラスの巨人/谷山浩子
 
作詞:谷山浩子 作曲:崎谷健次郎

きみは見上げていたね 見えない星空を
風吹くビルの陰 夜更けの街
両手を高く上げた 背伸びをしながら
でも 星は遠すぎて きみは小さい

車も人もいない 静かなアスファルトの ステージ
たたずむきみの姿を ライトが照らし出す

やがてきみのからだは 大きくひろがる
高層ビルだ きみは ガラスの巨人

ほら 歩き出した ゆらゆら 空を横切る きみの影
チカチカ赤いランプが とてもきれいだよ

見おろせば街は 星の海のよう
ぜんぶぼくのものだって きみははしゃいでいた

楽し気に歩くきみが 突然立ち止まるその時
胸にあいた風穴に 誰かがしのびこむ

忘れてることがある 何か悲しいこと
確かにさっきまでは 覚えていた

悲しみが攻めてくるよ もっと大きくならなければ
悲しみが攻めてくるよ もっとひろがれぼくのからだ
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ガラスの子馬/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

どこか 遠い 遠いところに
ガラスの子馬が 住んでる
どこか 遠い 宇宙の果てに
ガラスの子馬が 住んでる

言葉が おまえを曇らせる
だから私は 何も言えない
ほほえみが おまえを曇らせる
だから私は ただみつめるだけ

PA・PA・PA……

どこか 遠い 遠いところに
ガラスの子馬が 住んでる
どこか 暗い 鏡のむこう
ガラスの子馬が 住んでる

言葉が おまえを光らせる
だから私は 言葉をさがす
ほほえみが おまえを光らせる
だから私は ほほえみをさがす

PA・PA・PA……

今 私の ななめ上あたり
ガラスの子馬が 跳ねるよ
今 私の ひろげた手の上
ガラスの子馬が 跳ねるよ

こんなに こんなに 輝いて
見ているだけで すべてがわかるよ
心もからだも 世界中
きらきらと 踊り出すんだよ

PA・PA・PA……
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北風南風/谷山浩子
 1977年
作詞・作曲: 谷山浩子

旅の子供は 風のいたずら
秋の日暮れにどこかへ消える

子供は遊ぶ不思議な国
半ば本当で 半ばは夢

南風吹けば 帰らない
片道切符の行ったきり

TU・TU・TU………

風はいつでも一本道を
ひき返せない もどれない

北風が吹けば 帰って来る
旅の子供たち帰って来る

TU・TU・TU………

北風にのれば もうすぐに
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キャロットスープの歌/谷山浩子
 1983年
作詞:垣内一浩・谷山浩子 作曲:谷山浩子

ぼくにんじん 赤いにんじん 子供には嫌われるけど
ぼくにんじん 赤いにんじん ぼくのせいじゃない
みんな知らないだけさ ぼくの食べ方を
ぼくにんじん 赤いにんじん おいしいよ ほんとだよ

ぼくにんじん 赤いにんじん お母さんの腕しだいさ
ぼくにんじん 赤いにんじん あなたのにんじん
ぼくのおいしい食べ方 おしえてあげるよ
ぼくにんじん 赤いにんじん にくめない野菜だよ

おなべにいれて にこめば にこめば
おいしく おいしく とろけて とろけて
キャロットスープ キャロットスープ
キャロットスープの 出来上がり

ぼくにんじん 赤いにんじん たとえれば野菜のプリンセス
ぼくにんじん 赤いにんじん やさしくみがけば
そうさうっとりするほど きれいになるよ
ぼくにんじん 赤いにんじん 愛されて 変わります

おなべにいれて にこめば にこめば
おいしく おいしく とろけて とろけて
キャロットスープ キャロットスープ
キャロットスープの 出来上がり

ぼくだいこん 白いだいこん ぼくからもおすすめします
かれにんじん 赤いにんじん とにかくおいしい
いつも野菜仲間で すごいうわさです
かれにんじん 赤いにんじん 一度まず食べてみて

おなべにいれて にこめば にこめば
おいしく おいしく とろけて とろけて
キャロットスープ キャロットスープ
キャロットスープの 出来上がり
キャロットスープ キャロットスープ
キャロットスープの 出来上がり
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キャンディーヌ/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

7123年前に
僕はきみと初めて出会ったんだ
通りかかる人もいない 高速道路の下で
星を口に詰めこんで 笑っていた
それがキャンディーヌ きみ

きみは誰より巨大な女の子
普通の人のおよそ3倍くらい
時々は25倍 クリスマスには100倍
でも誕生日には小さくなる 7123分の1

めまいがする こんなの初めてさ
夢のような でも夢じゃないような
長い長いキスをした 高速道路の陰で
ぐらりと傾く柱
7つの色 変わるキャンディーヌ きみ

7つの色の7つの海へと ふたりは行く
7つの草原 ギラギラ光る 油の虹

< モウ目ガ覚メナイヨ >
< モウ僕ハ帰ラナイ >

時が流れた 長い長い時が
7124年の時が
きみは今どこにいるの?
もちろんあなたの前よ。
あれからどこへも行かず
ずっと愛した そして今も

星を口に詰めこんで 笑っている
僕のキャンディーヌ きみ
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銀河通信/谷山浩子
 1984年
作詞・作曲: 谷山浩子

真夜中 ひとりで 黙っていると
遠く遠くから 電話がかかる
もしもし きみは 元気ですか
淋しくて 泣いては いませんか

それはどこか 宇宙の果ての
知らない星からの 長距離電話
窓をあければ 暗い夜空に
いちめんの星たちが 光りさざめく

真夜中 ひとりで 黙っていると
遠く遠くから 電話がかかる
もしもし 少し つらい夜です
きみの窓のあかりを 想っています

百億光年 はるか彼方の
きみを なぜだか 信じられます
銀河はめぐり 星は消えても
ひとつのおもいは 消えず 流れる

真夜中 わたしも 電話をかける
心の奥のダイヤルまわす
もしもし 見知らぬ わたしのトモダチ
わたしは ちゃんと 歩いています

今は 小さな 命の種が
遠いあしたに 花ひらくまで
静かな河が 流れ流れて
大きな海に ひろがる日まで
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銀の記憶/谷山浩子
 1994年
作詞・作曲: 谷山浩子

真っ白な冬の曇り空 黙ってみつめてた
放課後の 淡く光る窓 ガラスごしに
その時ふいに 廊下を歩いてきた ひとつの影
それはまるで 少年の姿をした音楽のように

瞬間にわたしをとらえた あなたのまなざしが
永遠を 銀色の爪で 刻みつけた
あなただけが 見えない翼を背中に持ち
高く高く 灰色の人の群れをすり抜けて飛んだ

世界が遠のき 薄れて消えたその後に
あなただけがそこにいた 確かな記憶

真っ白な冬の曇り空 あなたはもういない
日暮れ前 降り出した雪に 凍えながら
こんな広く淋しい宇宙の ふたつの船
離れて行く 時に隔てられ もう声も届かない
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草の上/谷山浩子
 1980年
作詞・作曲: 谷山浩子

あおむけに ねころぶと
あおむけの 風が吹く
あおむけの 風吹けば
風の腕は 透きとおる翼
くさはら 地面ごと
あたしを 持ち上げる
このままねたまま
ねたままつれてく
遠いとこ 遠いとこ

あおむけに ねころぶと
あおむけの あおぞらだ
あおむけの あおぞらは
さかさまに ぶら下がるおわん
不思議な 声がする
呼ぶ声 話す声
どこから はじまる
どこから うまれる
夢の中 夢のそと
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くま紳士の身の上話/谷山浩子
 1977年
作詞:谷山浩子/あまんきみこ 作曲:谷山浩子

しろい雪のまぶしさが 胸に 胸にしみたよ
こたたん山のくまたちが 山を捨てた朝

ほほえむ友のその目から 涙 涙こぼれたよ
はなればなれの旅ならば もう会うこともない

こたたん山よ (草のにおい)
こたたん山よ (風の音)
遠くはなれて暮らす この身のせつなさよ

生きることだけ考えて 夢も 夢も捨てたよ
そうしてしあわせ手に入れた 人並みのしあわせを

このまま死ぬまで戻れない もう もう戻れないよ
あきらめ捨てたはずなのに きょうもまた歌うのよ

こたたん山よ (ぬれ土の手ざわり)
こたたん山よ (光る空)
人にまぎれて暮らす この身の淋しさよ
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穀物の雨が降る/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

街にトカゲが出てくる 青い背中光らせて
どこかへ行くわけじゃなく うごめきたまっている
どうしてこんなに トカゲばかりなんだ?

ライ麦もようのシャツで 怒りながら歩いてる
きみが空を指させば 突然イナホの雨
ハリボテのビルが くしゃくしゃとくずれて
落ちる 落ちる 落ちる!

穀物の雨が降る どしゃ降りの雨が
バラバラと音をたて FOO-WA FOO-WA
悪いマジョの魔法がとける

クルマは動けなくなり 電車も全部とまった
重なるように倒れて ヒトも息をしなくなる
こわれたオモチャのようにころがる街

きみは笑う はればれと これで自由に歩ける
狭苦しい部屋の中 いつも考えていた
やつらかぼくかが いなくならなければ
そうだ そうだ そうだ!

穀物の雨が降る 終わらない雨が
午後5時の日をあびて FOO-WA FOO-WA
光る 光る 最後の街が

穀物の雨が降る 終わらない雨が
午後5時の日をあびて FOO-WA FOO-WA
いつかきっと 地球も止まる
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ここは春の国/谷山浩子
 1980年
作詞:森田荘平 作曲:谷山浩子

春の海 砂浜ぞいに 草がぽつぽつ
波は 静かに音を立て 白い小石に打ち寄せる
はるかむこうに はるかにかすんで
何もない 何もないんです
ここは ここは 春の国
静かな 静かな 春の国

…あれはなんですか…あれは ひねもす ですよ…
…ひねもすってなんですか…知りませんか…知りませんねえ…

春の海 砂浜ぞいに ひねもす のたのた
波のきれいな あわしぶき ひねもす のたのた 打ちよせる
はるかむこうは はるかにかすんで
何もない? 何もないんです?
ここは ここは 春の国
ひねもす ひねもす 春の国
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ごめんね/谷山浩子
 1981年
作詞・作曲: 谷山浩子

雨が降ってる きょうは一日
ぼくの心にも 銀のしずくが
何も知らずに きみは眠るよ
あどけない横顔が ぼくをはなさない
ごめんね ごめんね 嘘を言ったね
ごめんね ごめんね 何もあげずに
ぼくを待ってる人のところへ
帰る ぼくは 帰る
夜が明ければ きみはひとりだ
さよならは 言わないよ そのままお休み

笑顔だったね ぼくの前では
まるで 幸せな少女のように
責める言葉も 何も言わずに
いつだって さりげなく 悲しみかくして
ごめんね ごめんね きみを泣かすよ
ごめんね ごめんね 夢をみさせて
いつも言ってた きみの口癖
いいの あたしは いいの
きみはひとりで 生きて行けると
信じても いいよね 信じて帰るよ

ごめんね ごめんね 嘘を言ったね
ごめんね ごめんね 何もあげずに
ぼくを待ってる人のところへ
帰る ぼくは 帰る
雨が降ってる きょうも あしたも
降りつづく きっときみの眠りの中まで
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再会/谷山浩子
 1984年
作詞・作曲: 谷山浩子

それはとても遠い記憶
百年 二百年前の
その頃 わたし住んでいた
名前も忘れた町で

朝の光 おどる道を
わたしはでかける ひとりで
あなた 戸口にたたずんで
わたしを見送る

壁の木目に 陽射しあたり
垣根の枝に 羽虫あそび
庭にころがる 古ぼけた
子供の長靴

あなたの髪が ひたいにかかり
風に あそばれていた
そのくちびるが 動いていたのも
かすかに 覚えている

それはとても遠い記憶
今と違う名前で呼ばれ
違う顔 違う声 違う髪
それでも確かに わたしとあなたで

いくつもの朝 昼 夜 夜明け前を
あなたと過ごし
嵐の窓辺 あなたの手をとり
暗闇を みつめていた

それはとても遠い記憶
百年 二百年前の
それから たぶん長い時が
流れ 流れて

今夜 わたしのとなりに眠るあなたに
ひさしぶりだね 逢えたね
やっと逢えたね
歌う夜の ララバイ
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SAKANA−GIRL/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

なぜきみは僕を見ない なぜきみは何も言わない
なぜきみは悲しまない なぜきみは 驚かない
なぜきみは 僕をみない なぜきみは何も言わない
なぜきみは目を閉じない なぜきみは逃げ出さない

SAKANA−GIRL ひらかれて塩にまみれ
SAKANA−GIRL 透きとおるラップの中
僕はきみをこれから 柔らかな火の上に置き
僕はきみをこれから 焼いて食べる

SAKANA−GIRL 変わり果てたきみの姿
お店のかたすみに 積み上げられ
人に買われる時を待つだけの哀しい女
そして食べられ消える それだけの

きみが僕のことを忘れた罰だよ
きみが僕のことを忘れた罰だよ これは

何度も生まれ変わり サカナになり
冷たい暗い海の中で生きる
きみは言葉を持たず 感情も感覚もない
僕に食べられるほか 救いはない

SAKANA−GIRL なんて白いきみの素肌
ゆっくり焦げ目をつけ 焼いてあげよう
僕はナミダを流す 焼けていくきみを見ている
僕はナミダを流す きみのために

きみが僕のことを忘れた罰だよ
きみが僕のことを忘れた罰だよ
ほんの数億年 それとも数日離れていただけで

なぜきみは僕を見ない なぜきみは何も言わない
なぜきみは悲しまない なぜきみは 驚かない
なぜきみは 僕をみない なぜきみは何も言わない
なぜきみは目を閉じない なぜきみは逃げ出さない…
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桜貝/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

桜貝 頬にあてると さよならのにおいがする
あなたにひとつ あげましょう
やがて来る 別れの日のために

桜貝 耳にあてると さよならをつぶやいている
あなたの瞳を 見つめるたびに
あなたへの想い 風に舞う

遠くの空を流れてく 思い出
それとも 残されたふたりの日々

桜貝 何をうたうの さよならの あの子守唄
ふたり からだを寄せ合えば
胸の奥は いつも 別れ唄

沖の波間に かすかに浮かぶ しあわせ
それとも 信じないあの約束

桜貝 何をうたうの さよならの あの子守唄
ふたり からだを寄せ合えば
胸の奥は いつも 別れ唄
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SEAGULL/谷山浩子
 1983年
作詞・作曲: 谷山浩子

どしゃ降りの朝の シーガル
あなたとわたし走る 寒い二月
雨にうたれて

かけこんだドアの中
かわいた椅子とテーブル グラス 灰皿
静かなレストラン

ほおづえをついた シーガル
流れる歌は 皆 あなた愛した 十七の少女の声で
トモダチニナリタイ…トモダチニナリタイ…トモダチニナリタイ……

幸せは 白く透きとおる カモメのかたちをして
わたしの上に はかない円を描きはばたいていた
わたしはただみつめるだけ 何もできずみつめるだけ
薄れて行く そのかたちを その白さを その記憶を

どしゃ降りの朝の シーガル
あなたとわたし走る 時を走る
もどれない道を
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静かに…/谷山浩子
 1981年
作詞・作曲: 谷山浩子

静かに 静かに 私の心
あの人の声が きこえるように
ひとりの夜ならば ひとりですごす
誰にも会わずに 電話もせずに

静かに 静かに 私の心
あの人の声が きこえるように
今頃あの人は 星たちの戦に
それとも誰かの ひざ枕

淋しくて 淋しくて 眠れない夜は
逃げないで 泣かないで ほら窓をあけて
空もひとりだよ 生まれた時から
誰にも守られずに それでもやさしい

静かに 静かに 私の心
今度また 会えた時 笑えるように
疲れたあの人を 抱きよせながら
きかせてもらおう 旅の話を

静かに 静かに 私の心
今度また 会えた時 笑えるように
さよならがまつ毛を つたって落ちたら
なんにも言わずに みつめてあげよう

今頃 あの人は 誰の夢みてる
歌ってあげるよ 遠い子守唄
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ジャンク/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

ジャンク ジャンク 静かな舟
ジャンク ジャンク 漂う舟
見たことはまだないけど
あの人に似ているだろう

ジャンク ジャンク 静かな舟
ジャンク ジャンク もやの中に
音もなく ゆれているよ
そこには 時も流れない

私をつつんでくれるよ
あの人の腕のように
私はゆれるよ ゆれるよ
あの人に愛されて いるように
ジャンク 夢の中 すべるよ

ジャンク ジャンク 静かな舟
ジャンク ジャンク 漂う舟
見たことはまだないけど
いつも まぶたに浮かぶよ

ジャンク ジャンク 静かな舟
ジャンク ジャンク 雨の街に
いつも淋しい幻
追いかけて 歩いている

いとしい舟は 消えたよ
この海に 私ひとり
どこにも 帰れる場所がない
街の中 いつまでも 波の音
ジャンク 夢の中 すべるよ
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ジャンニ/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

ジャンニ 夜明け前 遠い国から
ジャンニ ガラスの笛を吹く 少年が やって来る
ジャンニ 目をとじて 眠ったふりして
ジャンニ わたしは 待っている その時を ひとときを
ジャンニ ジャンニ 誰もが待ちわびた
世界のはじまりの合図

ジャンニ 夜明け前 地平線から
ジャンニ 朝もやの言葉を つれて来る つれて来る
ジャンニ ジャンニ あなたの笛の音が
すべての目をさます 朝よ

ジャンニ ガラス窓 わたしの部屋を
ジャンニ まぶしげな目をして のぞいてる のぞいてる
ジャンニ ジャンニ あなたにみつめられ
わたしも 目をさます 朝よ

(セリフ)
テーブルの上の ガラスのコップも
くしゃくしゃの帽子も
めくり忘れたカレンダーも
ピアノの白い鍵盤も
まださめきらない ゆうべの夢のかけらも
何もかもが 朝の色に染まる
あなたの指先が 触れる時
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スケッチブック/谷山浩子
 1980年
作詞:小林睦子 作曲:谷山浩子

スケッチブック みつけた
いつもの店で 何か描いてみたい
海のある町を

スケッチブック 水色の
いつかきみに
贈りたいと思っていた
きみは何を描くのだろう

星たちの物語を 祭りの灯を
きみは 描いてくれるかい
ぼくの 贈り物に

スケッチブック 買おうか
いつも思う 何か描いてみたい
ぼくの乗る船を

スケッチブック 水色の
いつかきみに
贈りたいと思っていた
ぼくの小さな夢なんだ

若草の萌える春を
丘の協会を
きみは 描いてくれるかい
ぼくの贈りものに

だけど 本当は
知らないんだ きみの誕生日
だから ぼくの心は
秘密なんだ 秘密なんだ
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すずかけ通り三丁目/谷山浩子
 1976年
作詞:谷山浩子 作曲:あまんきみこ

何気ない町の角を ふとまがったら
そこはまるで 静かな夢
けむるような 陽射しの中で

突然 思い出してしまった
朝のにおい 水の音
突然 よみがえるあの頃の
しあわせな あの子と私

思い出は 眠っている心の奥に
だけど きょうはたずねてきた
時の彼方 すずかけ通り三丁目の白い家

突然 思い出してしまった
雨のやさしさ 雲の色
かすかな 記憶のかたすみに
風の中 あの子の鐘

思い出は 眠っている心の奥に
だけど きょうはたずねてきた
時の彼方 すずかけ通り三丁目の白い家
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砂時計/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

午前三時 かすかな寝息
壁ぎわのサルビア 脱ぎすてたシャツ

汗ばむ背中 腕のぬくもり
ふるえるくちびる 夢へと つづいてる

あなたは眠る あなたは眠る
歌の中に閉じこめられない
歌の中に閉じこめられない

眠るあなたの 胸に頬あてて
"いとしいひと"と つぶやいてみる

朝は必ず やって来るけど
今だけは あたしの あたしのひと

あなたは眠る あなたは眠る
夢をみてる ひとりきりの夢
夢をみてる ひとりきりの夢
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そっくり人形展覧会/谷山浩子
 1989年
作詞・作曲: 谷山浩子

そっくりだけどちがう そっくりだけどちょっとね
どこがどこがちがうの? よく見てごらん

目がふたつ 鼻ひとつ 口ひとつで 耳ふたつ
まる顔で 面長で ちょっぴりタマゴ型 (ホー)

そっくりだけどちがう ちがうけど平気
なぜなぜ平気なの? そっくりだから

こっそりととりかえて にっこり笑えばわからない
わたしでもあなたでも 誰でもかまわない (エー)

そっくりだけどちがう そっくりだけどちょっとね
どこがどこがちがうの? あててごらんよ

ほんものはひとつだけ チャンスはたった一度だけ
まちがえて選んでも つれて帰らなきゃ (マー)

まちがえたその人が 死ぬまできみのもの
まちがえたその人が 死ぬまできみのもの

そっくりだけどちがう ちがうけど平気
なぜなぜ平気なの? そっくりだから
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その時/谷山浩子
 1980年
作詞・作曲: 谷山浩子

きみがくれた バラの花は
とても素敵 素敵だけど
なんだかどこか ちがうちがう
なんだか おかしい気がする
トゲの形 花の色も
申しぶんない 出来ばえだが
なんだかどこか ちがうちがう
それがどこだか 見えない
ぼくにはわからないよ
ぼくにはわからないよ
目をこらして こらして
みつめる みっめる
どうしても 見えない
見えなければ 仕方ないと
目をつぶってバラを食べる
ゴクリとのみこんだ そのとき
べつに何も 変わらないけれど
どこか 遠くの 遠くの町で
知らない猫が ころんだ

ぼくのつくる ベビードール
愛くるしい人形だが
なんだかどこか ちがうちがう
なんだか おかしい気がする
服も髪も美しくて
肌の色も 真珠のよう
けれどもどこか ちがうちがう
それがどこだか 見えない
ぼくにはわからないよ
ぼくにはわからないよ
目をこらして こらして
みつめる みつめる
どうしても 見えない
見えなければ それでいいと
目をつぶって 人形を抱く
白い頼に くちづけた そのとき
べつに 何も変わらないけれど
どこか 遠くの 遠くの国で
知らない子供が 死んだ

ぼくにはわからないよ
ぼくにはわからないよ
目をこらして こらして
みつめる みつめる
まぶたが重くて
街を歩く若い人は
他愛のない はやり言葉
クスリと笑った そのとき
べつに何も 変わらないけれど
どこか 遠くの 遠くの宇宙で
知らない星がはじけた
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空のオカリナ/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

指を空にひたせば 心までも染まる
ピポポ パポポ ピポポ パ
透きとおる青さ

空色の少年が オカリナを吹いてる
ピポポ パポポ ピポポ パ
雲にこしかけて

ほら 風の中 足をとめれば
きこえてくる

しかられて泣いている 子供たちのために
疲れたおとなたちを なぐさめるために

どんなにぎやかな 街の中でも
きっときこえる

ピポポ パポポ ピポポ パ
ぼくはここにいるよ
ピポポ パポポ ピポポ パ
きみのすぐそばに
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SORAMIMI/谷山浩子
 1986年
作詞・作曲: 谷山浩子

あなたを見ていたのよ いつでもあなただけを
友だちの中ではしゃいでいても
心だけ黙りこんで
だけど口に出しては いけないとわかってる
一度だけふれた指の熱さを
ポケットにかくした

送ってくれる いつもの海岸通り
木立ちの枝に今夜は
たくさんの星を飾った

星がささやく 「あなたが好きです」
風が ゆするたびに
あなた ふりむき 耳をすましても
それはたぶん SORAMIMI

さりげないサヨナラで 別れた風の駅の
通路のよごれた壁にもたれて
あなたを思っていた
不幸になるわきっと 愛をかわしあっても
誰かの涙とひきかえにした
記憶が重すぎて

やさしい雨が 木立ちをぬらす夜更けに
星は流星になって
眠るあなたのもとへ走る

星がささやく 「あなたが好きです」
闇のカーテンごし
あなた 目覚めても あかりつけないで
それはただの SORAMIMI

星が泣いてる 「あなたが好きです」
かくしきれない恋
あなた 気づかないふりをしていてね
それはただの SORAMIMI

星がささやく 「あなたが好きです」
風が ゆするたびに
あなた ふりむき 耳をすましても
それはたぶん SORAMIMI
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ダイエット/谷山浩子
 2001年
作詞・作曲: 谷山浩子

カシューナッツの三日月が机の上に並んでる
PoPoPoPoPoPoPo 7つ
どうしてこんな家の中のさわれる場所に空があるの
PoPoPoPoPoPoPo めまい

体が痩せていく 自然が痩せていく
宇宙が痩せてキレイ
時間が痩せていく 悩みが痩せていく
驚く速さ

健康器具のカタログがアンドロメダの彼方から
PoPoPoPoPoPoPo とどく
凹凸のある地球儀を指で旅するユーラシア
PoPoPoPoPoPoPo 7秒

コンピュータが痩せていくマウスが痩せていく
視力が痩せてキレイ
ファイルを捨てまくる ごみ箱カラにする
もう戻せない

プラスチックの朝ごはん 玉虫色のカプセルを
PcPoPoPoPoPoPo 7錠
においも味もしないから口に入れてもイヤじゃない
PoPoPoPoPoPoPo 呑む

ニュースが痩せていく ドラマが痩せていく
世間が痩せてキレイ
キレイが痩せていく やせるが痩せていく
驚く進化

カシューナッツの三日月が頭の上に並んでる
カシューナッツの三日月が後光みたいに並んでる
PoPoPoPoPoPoPo 7つ
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たずねる/谷山浩子
 1979年
作詞・作曲: 谷山浩子

ピアノ 本棚 帽子 ドライフラワー
トランプ 目覚し時計 鏡 灰皿

私の部屋の中の やさしいおまえたち
同じほど 激しく 人間のひとりが
この私に やって来ることが あるのでしょうか

いわし雲 河 木の葉 夕焼け
雨だれ コスモス 坂道 風

私の世界の中の やさしいおまえたち
同じほど激しく 人間のひとりが
この私を みつめ返す時が 来るのでしょうか

やさしさ、青春、などと 歌いながら
街の 夕暮れが 流れて行く
流れて行け 消えてしまえ
笑いさざめく 夢の中へ

私を通りすぎる 明るい愛の歌
流れて行け 消えてしまえ 今
それでも たったひとりが あとに残るものならば
キラキラ光る ほんものの心を抱いて
私にたったひとりが 消えず残るものならば
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ただ風のために/谷山浩子
 1989年
作詞・作曲: 谷山浩子

わたしが動くのは ただ風を起こすために
彼から誰かへと そしてまた べつの人へ
風がとまるたびに わたしは すりぬける

夕暮れがおりてきた 湖の小舟の中
あなたが つぶやいた はじめての謎のような
遠い国の言葉 答はさがさない

言葉や約束には 何の力もない
本当にやさしいものは ただ ひたいの汗と 吐息

あなたの背中で 地球が ざわめいてる
わたしは 山になる 森になる さかなになる
さがしていたものが 今 この手の中に

愛という名前の 小さな部屋を捨てて
今はただ 風のためにだけ
ただ 風のためにだけ

はずした時計を 湖に投げ落として
少しずつ影になる その顔を みつめている
このまま 消えていい 大きな風の中
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誕生/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

ひとひらの光る雲の中から 私は生まれた
川面を走る風の中から 私は生まれた
雲よ 私の名前を知っていますか
風よ 私の名前を知っていますか

遠くに響く夜汽車の笛から 私は生まれた
梢を渡る鳥の歌から 私は生まれた
夜汽車よ 私の行方を知っていますか
鳥よ 私の行方を知っていますか

私は 小さな赤ん坊だった
私は 小さな生まれたてのいのち
草木や花や雨や大地から
たくさんのちからを もらって育った

そしてある日 目を見開いて
はじめての言葉をつぶやいた

少年の奏でるオカリナの音から 私は生まれた
道端にころがる石ころの夢から 私は生まれた
歌よ 私の名前はあなたと同じ
世界よ 私の名前はあなたと同じ
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小さな魚/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

青い春のせせらぎを 水をけり しぶきをはね
きらりきらり 銀色の 背を光らせて泳いでいる

荒い波をこえてきた 凍えそうな寒い冬も
ひとつひとつこえていけば 
いつか会えると信じていた

明日はもっときれいになる 
もっと強くやさしくなる
音をたてて割れていく 氷が自由な水にかわる

きれいになった わたしをつれて 
会いに行きたい人がいる
はるかな水の流れをたどり 
いつかあなたに 笑いかける

今 わたしは小さな魚だけれど 
あなたへと 泳いでいく
今 わたしは小さな魚だけれど 
あなたへと 泳いでいく

あなたがただそこにいて 生きている そのことで
わたしはきょうも生きていける 
日射しに顔を 上げていける

雨降る朝に 風の夜更けに 
わたしはいつも祈っている
あなたの額に輝く星が 
どんな闇にも 翳らぬよう

今 わたしは小さな魚だけれど 
あなたへと 泳いでいく
今 わたしは小さな魚だけれど 
あなたへと 泳いでいく
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地上の星座/谷山浩子
 1982年
作詞・作曲: 谷山浩子

夜めざめれば 窓の彼方に
さざめく 水銀の星たち
あの窓 この窓に 人たちのともす
見知らぬ 街の灯がゆれてる

遠い異国に 置き去りにされた
名前も忘れた 子供の心が
灯りをつないで 星座をつくる
想いをつないで 星座をつくる

ほら おかあさんの指のあいだを
車が 走りぬける キラリと
あそこの赤い灯は あのひとのセーター
遠くで手をふる わたしに

ここは 見知らぬ 都会の空の
誰にも見えない 暗い雲の中から
灯りをつないで 星座をつくる
想いをつないで星座をつくる

今まで傷つけた人たちの数を
ひとつぶひとつぶ つなげて
つめたいこの肌に 光る星たちは
触れれば消えて行く 幻
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積木の家/谷山浩子
 1978年
作詞・作曲: 谷山浩子

積木の家で あなたを待つの
窓にもたれて 日がな一日
あなたは来ない もう日が暮れる
山のむこうに 夕陽が沈む
ちっぽけな夢だけどあたしにはこれだけ
あなたのそばで死ぬまで 死ぬまで

積木の家は あたしの心
誰も見えない 暗闇の中
あなたがいない あなたがいない
手のひらの中 夢が崩れて
今すぐに会いたい 追いかけて行きたい
あなたのいるところを 探しに

積木の家で あなたを待つの
ドアにもたれて 日がな一日
あなたは来ない 時は流れて
すきま風吹く 淋しい部屋に
とどかない夢だけど あたしにはこれだけ
あなたのそばで死ぬまで 死ぬまで
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テングサの歌/谷山浩子
 1979年
作詞・作曲: 谷山浩子

紀勢本線 各駅停車 南部の次の岩代駅の
ひと気のないホームの 古いベンチの上にあたしはいるの
あたしはテングサ 海からとれた 紫色よ もじゃもじゃ髪よ
誰か忘れた 誰が捨てたの 思い出せない 何も知らない
ぽかぽか お陽さまよ いい天気
誰もいないのよ なぜかしら
そりゃあ あたしにとっては どうでもいいことだけど
人間のいない地球って きもちのいいものね

汽車の時間に汽車が来ないの 夜になっても灯りがつかない
海はみえるが船は通らず 道は見えるが車は通らず
あたしテングサ 海からとれた 海の生まれは退屈知らずよ
何万年でも 何億年でも ずっとこうしてぼんやりできるの
しゅるしゅる そよ風よ いいきもち
駅長さんの帽子が ほら ころがっているわ
そりゃあ あたしにとっては どうでもいいことだけど
人間のいない地球って もぎたてトマトみたい

紀勢本戦 各駅停車 南部の次の岩代駅の
ひと気のないホームの 古いベンチの上で あたしはフワフワ
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てんぷら★さんらいず/谷山浩子
 1981年
作詞・作曲: 谷山浩子

午前5時ノ新宿駅 長イホームニ散ラバル
赤イ朝陽ヲ集メテ 新鮮ナトコロヲ オナベデ
カラリト カラリト カラリト
コレガ てんぷら★さんらいず!
てんぷら★さんらいず!
一度食ベタラ モウ帰レナイ

午後6時ノ表参道 交差点ヲ染メテ行ク
ユレル夕陽ノ誘惑 マダ若イトコロヲ 選ンデ
アゲマス アゲマス アゲマス
コレガ てんぷら★さんせっと!
てんぷら★さんせっと!
一度食ベタラ モウ帰レナイ

タタケ 桜貝!
吹キ鳴ラセ 白熊!
踊レレレレオ!
本日開店!
御来店 オ待チ申シ上ゲマス
TU・TU 帽子 アゲマス

夜霧ノタタキ ネオンノ刺身 春一番ノ酢ノモノ
ちょいと一杯ノヒトニハ 夢正宗 涙雨フラセル
ザザザト ザザザト ザザザト
ココハ てんぷら★さんらいず!
てんぷら★さんらいず!
サアサ ドウデス ネエ オ嬢サン・・・
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遠い夏−津軽に寄せて−/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

真白な空の下 人は眠ってる
寒い夏の中 入は眠りつづける
雨は降る 雨の道

人々眠らせて 草木は目覚める
人々眠らせて 森は歌いつづける
鳥はとぶ 鳥の道

あなたを奪われた 私の行くところ
あなたを奪われて 死んだ心をうずめに
今帰る 今帰る
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DOLL HOUSE/谷山浩子
 1989年
作詞:谷山浩子 作曲:崎谷健次郎

小さな金魚鉢の中 漂うさかなみたい
瑠璃色のスカートが ゆれてる 夢のように
ほんとと嘘のストライプ ふんわり腰かけて
髪のリボンなおしてる あなたの腕の中

恋人たちの役を演じてる 紙でできた愛の部屋
でもわたしたち ほかに何も持っていない
こわさないで

知らない 青いリボンより ときめく愛なんて
嘘じゃない でも嘘よ 忘れていたいだけ

人形のまま無限のループに 迷いこんでしまえたら
でも夢だけで生きられないよと あなたは
笑うのでしょ

かすかに波の音が 暮れていく窓にもたれて
あなたの目の中の引き潮 気づかないふりしてる

ほんとと嘘のストライプ ふんわり腰かけて
髪のリボンなおしてる あなたの腕の中
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時の少女/谷山浩子
 1981年
作詞・作曲: 谷山浩子

時の少女が 心をのせて
黄金の舟で 川を下る
時の少女は 目も鼻も口もない
まっしろな顔で にたりと笑う
<悪いけど 思い出もらった
あきらめておくれ
このまま 流れて
夢にも帰らない海の彼方>

時の少女が あの人のせて
あやつる櫂の 黄金の雫
あたしの手の中 撮りしめてた
ダイヤが突然 石に変わる
<悪いけど この人もらった
あきらめておくれ
あたしの腕の中で
やさしくやさしく死なせてやるよ>

時の少女の 黄金の川は
あたしの目の中 流れて行くよ
いろんな人の 泣き顔 笑い顔
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ドッペル玄関/谷山浩子
 
作詞:谷山浩子 作曲:石井AQ

誰も目にした人はない 誰も生きてる人は
しゃべれなければ だから誰も知らない

ドッペル玄関 誰でもどうぞ
ドッペル玄関 ガラガラどうぞ
ドッペル玄関 いらっしゃいませました

ラララすてきなホスト あなた最高ラッキー!
ラララすてきなホステス さあさ奥へ奥へ!

誰もはいれば出られない 誰も出られない人は
出られなければ中にいる 出られる人ははいれない

ドッペル玄関 あけたら最後
ドッペル玄関 ほんとに最後
ドッペル玄関 いらっしゃいませました

ラララすてきなホスト 丸くて四角い!
ラララすてきなホステス 横と縦に伸びる!

青青赤赤黒黒透明内内外外上上地下地下
ぐるりぐるっと回れば 体の裏と表も
きれいに裏返るって噂。

雨雨雲雲晴晴大雪馬馬牛牛うさうさアザラシ
回り回ってぐるぐる きみがあんまりカッコよくて
誰でも気絶するって仕掛け。

誰も見ててもわからない 外から見てるだけじゃ
中で何が起っているのか 起こで何が中ってない

ドッペル玄関 一度はどうぞ
ドッペル玄関 一度で最後
ドッペル玄関 いらっしゃいませました

ラララすてきなホスト 縄で吊り下げた!
ラララすてきなホステス 裂けて中が見える!

ラララすてきなホスト あなた最高ラッキー!
ラララすてきなホステス さあさ奥へ奥へ!
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扉/谷山浩子
 1979年
作詞・作曲: 谷山浩子

いつでも 真夜中に
おとずれるものがある
細長い指で 私の心の
扉をたたく 扉をたたく

どこだか わからない
胸の奥の その奥の
暗がり のぞけば
忘れて いたものを
思い出すだろう
思い出すだろう
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トマトの森/谷山浩子
 1992年
作詞・作曲: 谷山浩子

おはよう ここはトマトの森です
光が からだの中を 流れている
まだ夢の中にいる 白い朝の
きみの目がみつめてる 無限の色

ここからきみのきょうが始まるよ
世界が生まれる ここは秘密の場所
透きとおるアルペジオ 冷たい水
つまさきにキラキラと はじけてとぶ

おはよう ここはトマトの森です
おはよう ここはトマトの森です

両手をのばせば きみの指先
宇宙の彼方の風に とどくだろう
始まりと終わりとが ひとつになる
くりかえし くりかえし 波のように

ここから きみのきょうが始まるよ
世界が生まれる ここは不思議な場所
ふりそそぐ朝の陽や 風や雨に
はぐくまれ あざやかに色づくまで

おはよう (おはよう) ここはトマトの森です
おはよう (おはよう) ここはトマトの森です

きみ をほんとに育てる力は
きみ のいのちの中に 隠れているんだ
大地から生まれ出た 子供たちの
晴れやかな歌声が 聴こえてくる
おはよう (おはよう) ここはトマトの森です
おはよう (おはよう) ここはトマトの森です
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土曜日のタマネギ/谷山浩子
 
作詞:谷山浩子 作曲:亀井登志夫

ゆらゆらスープの海を 小舟のように漂う
行き場はないカケラ まるで私の気持ちみたい
つめたい電話のせいね 火を止めるのも忘れた
踊りつかれたでしょう ためいきついた ポトフー

WHY WHY WHY? ほほをそめて
おなかすかせた恋人を 待ちわびていたのに

みんな幸せね 土曜の夜 街も華やいでる
どうしておまえとわたしだけ
こんな目にあうのかしら

サヨナラにんじんポテト 宇宙の果てへお帰り
胸の残り火ごと 全部捨てたと思ったのに
おなべの底にタマネギ ひとりでしがみついてる
「いやよ、あきらめない!」たぶんこれがわたしね

WHY WHY WHY? 今夜わたし
いらないオンナになりました
ころがる床の上

バカげた小指のバンソーコ 見せるつもりだった
一緒に笑ってくれないの?
いつもの土曜日なのに
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鳥は鳥に/谷山浩子
 1984年
作詞:大島弓子/谷山浩子 作曲:谷山浩子

少しずつ おとなになる 悲しみを かぞえるたびに
鳥には鳥の 名前がある 鳥は知らない わたしの名前

いつの日かみんな ひとつになれるまで
鳥は鳥に 人は人に それぞれの時
風は風に 星は星に それぞれの夢

いつのまに おぼえていた 背中をなでる こんな淋しさ
抱きしめるあなたの手が わたしの手では ないということ

いつの日かみんな ひとつになれるまで
鳥は鳥に 人は人に それぞれの時
風は風に 星は星に それぞれの夢
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なおちゃん/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

なおちゃん 雨はやみましたか
あなたの心に降る雨は
なおちゃん ユーツはなおりましたか
口をとがらす いつもの癖も
弟みたいなものだって いつもあなたに言ってたけビ
一度 一度だけ言いたかった カギをかけたこの胸の想い

なおちゃん 彼女とどうですか
噂も少しは きいたけど
なおちゃん やっぱり笑わなくちゃね
しあわせにねと 言わなくちゃね
泣きたい場面で泣けないで 笑って見守る役なんて
いやね 大声で言いたかった 好きよ どこへも行かないでよと

なおちゃん 今は静かです
淋しい夜にも 慣れました
なおちゃん いつか言ってたでしょ
誰でも ほんとはひとりだと
ことばが心にしみこんで あなたの影が笑っている
指に残る髪のやわらかさ ほほをなでるあの日の口笛

指に残る髪のやわらかさ これが これだけがわたしのもの
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二月の部屋/谷山浩子
 1977年
作詞・作曲: 谷山浩子

(セリフ)
その家敷には、十二の部屋がありました
一月の部屋には 松竹にしめ飾り
二月の部屋には 桜に梅に桃の花
三月の部屋には 赤い毛せんにひな人形
四月の部屋には 菜の花に……

二月の扉をあけてはならぬ
あければ悔やむ あければ悔やむ
二月の部屋はのぞいちゃならぬ
訳は言われぬがのぞけば悔やむ
二月の部屋をのぞけば悔やむと
言われながらものぞくが人情

アー
うぐいす とんで出た
うぐいす とんで出て 逃げていった
短いおらが春
短いおらが春 逃げていった……

あけてはならぬと言われた扉を
あけてみたらばすべてが消えた
黄金の林 星降る沼も
全ては夢よ 全ては夢よ

二月の扉をあけてはならぬ
あければ悔やむ あければ悔やむ
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人形の家/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

ぼくは夢をみている 夢をみている 巨大なテレビの中で
ぼくは壁をみている ほんとはそれは壁ではないとわかってるのさ
深い夢の中でも 誰かがドアをたたく
何か不安なことを 思い出させるように
見慣れた部屋の中の 机や椅子の陰に
夢の破れ目がある アクマの手がはえてくる

ぼくは夢をみている 夢をみている 四角い窓のほほえみ
ぼくは眠り人形 眠り人形 眠りはじめた あれはいつから?
からだを傾ければ 自然にまぶたをとじる
誰も教えないのに いつのまにか覚えた
やがて四方の壁が 少しずつ狭くなって
柔らかに このぼくの 息の根をとめるまで

ぼくの世界は 人形の家
まるで壁にかけた カレンダーさ
笑いかける いつでも同じ
これが ぼくの家族
平たい壁の顔の

ぼくの壁の家族は ぼくを見てない 何も見てない
からだを傾ければ 白然にまぶたをとじる
誰も教えないのに いつのまにか覚えた
粉雪散らつく夜 窓の外に細い足
遠い日そんな夢を 見ていたような気もする
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猫が行く/谷山浩子
 1980年
作詞・作曲: 谷山浩子

猫が行く 猫が行く ぴかぴかの 小ちゃな猫
ふらふらと お散歩で 今夜も ごきげん
どこ行くの? どこ行くの? きこえても きこえぬふり
ビルのかげ 橋の下 心むくまま
サヨナラと サヨナラと 人がうつむく 秋を
ふみつけて ふみつけて 足どりも軽やかに tu.tu
猫が行く 猫が行く きらきらの 星をまとい
うずくまる人たちの 影を よこ切る

恋をして 捨てられて 傷ついた人形たち
聞くも涙よ 語るも涙 涙・涙
不思議から 不思議へと ただひとりわたり歩く
猫だけが 猫だけが 虹を見てた
ゴメンネと ゴメンネと 人がふりむく 秋に
上を見て 横を見て 小ちゃなアクビをひとつ
猫が行く 猫が行く きらきらの 星をまとい
猫が行く 猫が行く 今夜も ひとり
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眠りの森/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

夜明けの街は 眠りの森です
かぞえきれない 蒼い屋根の下で
誰もが静かに 眠っている
誰もが心に 汗をかいて

夜明けの街は 眠りの森です
かぞえきれない 暗い窓の中で
いくつもの吐息が からまりあう
いくつもの夢が 空を走る

あなたの心は 遠くをさまよい
抜けがらだけが わたしのそばに眠る
どこまで行ったの あなたの愛
もどって来ないの この部屋には

夜明けの街は 眠りの森です
このままあなたの 思い出の国へと
歩いて行きたい ひとりきりで
はじめて出会った 時の中へ
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眠りの森/谷山浩子
 
作詞・作曲: 谷山浩子

夜明けの街は 眠りの森です
かぞえきれない 蒼い屋根の下で
誰もが静かに 眠っている
誰もが心に 汗をかいて

夜明けの街は 眠りの森です
かぞえきれない 暗い窓の中で
いくつもの吐息が からまりあう
いくつもの夢が 空を走る

あなたの心は 遠くをさまよい
抜けがらだけが わたしのそばに眠る
どこまで行ったの あなたの愛
もどって来ないの この部屋には

夜明けの街は 眠りの森です
このままあなたの 思い出の国へと
歩いて行きたい ひとりきりで
はじめて出会った 時の中へ
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眠レナイ夜/谷山浩子
 1978年
作詞・作曲: 谷山浩子

眠レナイ夜ヲ ドウシヨウ 僕ハ タメイキツクバカリ
眠レナイ夜ヲ ドウシヨウ 外ハ ツメタイ月明カリ
ミンナ 眠ルヨ 眠ルヨ 花モ草モ木モ
僕ダケ残シテ 夢ノ中 tu tu tu…
世界中蒼イ月ノ夜
月ノ夜二
僕ハ透キトオル
透キトオル

眠レナイ夜ヲ ドウシヨウ 誰モ僕ニハ気付カナイ
眠レナイ夜二 思イダス 僕ハヒトリダッテコトヲ
ミンナ 眠ルヨ 眠ルヨ 鳥モ虫タチモ
僕ダケ残シテ ユラユラト tu tu tu…
モノミナ休ラウ 月ノ夜
月ノ夜二
僕ハ透キトオル
透キトオル
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果物屋のテーマ / 谷山浩子
 1981年
作詞:不詳 作曲:谷山浩子

店先に並んだ
丸いのや 四角いの 長いのや 曲がったの
丸いのや 四角いの 長いのや 曲がったの
猫は色盲 果物は食べない 
鏡に映って 何度もくり返し 
鏡に映って 何度もくり返し

店先に並んだ 
赤いのや 青いの 緑のや 黄色いの
赤いのや 青いの 緑のや 黄色いの
蝶はおめかし きょうはデイトで
鏡に映って 何度もくり返し
鏡に映って 何度もくり返し

店先に並んだ 
悲しいのや くやしいの 淋しいのや おかしいの
悲しいのや くやしいの 淋しいのや おかしいの
恋に破れて ぼくは無言 
鏡に映って 何度もくり返し
鏡に映って 何度もくり返し
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ゲームの終わり/谷山浩子
 1976年
作詞:谷山浩子 作曲:谷山浩子

あの頃は毎日 ふたりして
砂のお城をつくってた
ふたりで一羽の 小鳥を飼って
ふたりでひとつの バラを育てた
あの頃は毎日 夢のように
くちづけと ほほえみで 過ぎていた
ふたりでひとつの いのちになりたい
あなたを奪って 食べてしまいたい

ふたりでつくった 砂のお城を
波がこわして すべてが消えた
あなたの顔が 小さくゆがんで
おしまいだねって つぶやいて
それきり サヨナラ

あの頃は本気で思ってた
恋は不思議な出来事と 
だから思い出も 大事にしてた
もらった手紙も 大事にしてた
あの頃は本気で思ってた 
夢は死ぬまでつづくものと
それも今では まるで色あせて
思い出それさえ 汚れてしまった

ふたりでつくった 恋のまぼろし
ふたりのこの手で こわしてしまう
はじめから遊びの つもりだったなんて
苦しい嘘で 笑うの 
あなた サヨナラ
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今日は雨ふり/谷山浩子
 1975年
作詞:谷山浩子 作曲:谷山浩子

今日は雨ふり 静かな朝に
あなたの夢を見たの 短い夢を
今日は雨ふり 目がさめた時
そばには誰もいない あたしひとり
*あなたの町も 雨かしら
 あなたもやっぱり ひとりかしら
 ギターの音に タバコの匂い
 何を想って いるのかしら

今日は雨ふり 誰も来ない
扉に鍵をかけて ひとりでいるわ
今日は雨ふり 静かな町に
白い小舟の影が 消えていったわ
 あなたの町も 雨かしら
 あなたもやっぱり ひとりかしら
 ギターの音に タバコの匂い
 何を想って いるのかしら

*繰り返し
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あの子の愛した三毛猫/谷山浩子
 1980年
作詞:朝久義智 作曲:谷山浩子

あの子の愛した三毛猫は
角の煙草屋 まがったところ
車輪の下で サヨナラしたよ
夕空みつめる あの子の前には
幾万もの想いが 風に吹かれて
*これが ほんとのサヨナラさ
 これが ほんとのサヨナラさ
 これが ほんとのサヨナラさ

思いがけない 出来事に
止まることない あの子の涙
できることなら 止まっておくれ
かすんで見えない あの子の前には
幾万もの想いが 風に吹かれて
*繰り返し

二度と帰らぬ 遠い空
三毛猫 三毛猫 笑っているか 
淋しくないか 寒くはないか
泣き泣き あの子が帰ったあとには
残された思い出が ぽつりつぶやく
*繰り返し
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COTTON COLOR

作詞:谷山浩子 、作曲:谷山浩子

el a ty ria fairytale cotton os di as eertel ttil
di a my rre merry maid cotton os di as del ttil
e vol fog nos sre vol fog nos ya dll ag nis anna wi ho
ti so te vol peel so te vol e nim fo e vol as i ti
el a ty ria fairytale cotton os di as rae bel ttil
di a my rre merry maid cotton os di as noom rev lis

誰か数えている 世界の色を
いくら数えても 数えきれない色と光
el a ty ria fairytale cotton os di as rae bel ttil
di a my rre merry maid cotton os di as noom rev lis
春夏少年は(syo bel ttil yn)
世界をかけめぐり(am del lik reh to mym)
秋冬季節の(re hyb red)
光を食べて笑っている(rum saw ios lad na)

el a ty ria fairytale cotton os di as daeh dae dym
di a my rre merry maid cotton os di as sllab ey eym
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